Introduction ~そもそも大学とは?~
このページでは大学進学を考える受験生のために大学生からみた大学紹介をまとめています。
※多少、個人の偏見が含まれる可能性があります。
※無断転載禁止。
プレゼンの書き起こしのため、箇条書きが目立ちます。ご了承ください。
そもそも大学とは
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「大学とは、学術の中心として深く真理を探求し、専門の学芸を教授研究することを本質とするものであり、その活動を十全に保障するため、
伝統的に一定の自主性・自律性が承認されていることが基本的な特質である。また、このような大学における教育の課程の修了に係る知識・能力の証明として授与されるものが学位である。」
第3章 新時代における高等教育機関の在り方 - 文部科学省
https://www.mext.go.jp/b_menu/shingi/chukyo/chukyo0/toushin/attach/1335595.htm (大学設置基準) - 要約:大学とは、教育機関であり、研究機関である(研究の基礎を学ぶともいえる)
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入ってくる学生のレベルを上げたい
→就職実績を良くしたい
→大学の職業訓練校化・資格試験対策校化
→私立大学に多いイメージ -
対して国公立大学はあまり実学をやらず、研究ばかり
→就職してから使う技術・資格試験は学んだことを活かして自身で学び取らなければならない。(極端に言うと。)
大学の1日は長い
- 1講時:8:45~10:15
- 2講時:10:30~12:00
- 3講時:13:00~14:30
- 4講時:14:45~16:15
- 5講時:16:30~18:00
- 6講時:18:15~19:45(補講・試験等)
もちろん時程は大学によるが、朝の始業時間は高校と変わらず、夜の終業は日が暮れるまで、と基本高校より長い。
実際には(忙しい学部でなければ)空きコマがあるので、1日中大学、ということはないが、いわゆる放課後が夜スタートということには注意したい。
サークル活動や自炊、バイトなども授業が終わり次第になってしまう。
特に国立理系、私立上位理系は空きコマにバイト入れたりするのはなかなか大変だと思うぞ!(なぜか大学のパンフレットとかではそういう予定を組んでいる人がいるが)
学食
2講時と3講時の間には1時間の昼休みがあり、この時間や空きコマを利用して昼食を取ることになる。
これも大学によるが、大学生協が運営、1食200~500円、メニューが日替わり、である。
オンライン授業だとほとんど使わないが、対面授業があればほぼ毎日使うことになる。
単位とは
学期末になると多数の大学生が、「単位が~~」とか「落単は嫌だ~~」と言っているが、その「単位」とは一体何なのか。
「我が国の大学教育は単位制度を基本としており、1単位あたり45時間の学修を必要とする内容をもって構成することが標準とされています。
ここでいう1単位あたりの学修時間は、授業時間内の学修時間だけではなく、その授業の事前の準備学修・事後の準備復習を合わせたものとなっています。」
Q3 日本の大学の現状について、… - 文部科学省
https://www.mext.go.jp/a_menu/koutou/daigaku/04052801/003.htm
これはつまり、
得単:45時間勉強したことが認められる
落単:45時間勉強したことが認められない
ということ。
大学生はこの単位を積み重ねて卒業要件単位数を満たし、卒業論文を書いたり卒業試験を受けたりして卒業する。
授業内容や講義・演習・実験/実習の違いなどによってコマ数(週何回の授業があるか)や単位数(その授業を修得した場合に得られる単位)が定められている。
履修登録
履修登録とは、学期始めに行う、今学期自分がどの授業を受けるのか登録する作業のこと。
詳しくは
履修登録 - B1のためのまとめ
にまとまっている。
授業例・時間割
詳しくは
授業内容 - B1のためのまとめや
時間割例 - B1のためのまとめ
にまとまっている。
総合教育部ホームページから実際に開講されている授業のリストを見ることもできる。